糀谷『カレーの花子さん』ラーメン屋さんのスープで作るやさしいスパイスカレーでランチしてきた

カレーの花子さんのスパイスカレー
まつなが

はじめまして、大田区が大好きな「まつなが」です。今回は糀谷駅近で月曜日だけ営業している「カレーの花子さん」にて、やさしい味わいの中にスパイスがしっかりと感じられる絶品スパイスカレーを食べに行ってきました。カレー好きの皆さんにはぜひチェックしていただきたい情報になっております!要チェックです。

LOCATION
「カレーの花子さん」の場所と情報

スクロールできます
住所〒144-0047 東京都大田区萩中2-1-4 丸栄ビルEAST 1F
アクセス京急線 糀谷駅から徒歩3分
電話番号03-6423-2598
営業時間月曜日 11:00 ~ 15:00

営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。
定休日火曜日~日曜日
中華そば ちゃるめは営業中
席数カウンター8席
個室なし、全席禁煙
SNSInstagram https://www.instagram.com/curry.no.hanakosan
X     https://x.com/curry_hanakosan
この記事の注目ポイント!!

中華ソバちゃるめの鶏スープを使った旨味の効いたスパイスカレー

カレーの花子さん店頭写真です。当日は、あいにく強風などの悪天候で暖簾が出ていなかったりと、写真が撮影できなかったため画像はカレーの花子さんInstagramから引用させていただいています。

 (※画像はカレーの花子さんInstagramから引用させていただいています。→当日強風など悪天候で暖簾が出ていなかったりで写真が撮影できませんでした。)

 今回は、京急線糀谷駅から徒歩3分のところにある「カレーの花子さん 」に行ってきました。
カレーの花子さんは、普段「中華ソバちゃるめ」というラーメン屋さんとして営業しているお店です。ラーメン屋さんの定休日である月曜日のみ、カレー屋さんとして街に顔を覗かせる、タイミングを知らないと食べることができないレアなカレー屋さんです。
 糀谷駅は京急の空港線にあり、羽田空港とのアクセスが抜群です。東京や関東へ出張に来た方など飛行機での移動前後にも食べに行きやすい立地でした。

中華ソバちゃるめさんについてはこちら
↓↓↓
(instagram)公式
(x)公式

チキンカレーとキーマカレーのあいがけカレーです。ライスは大盛り、スパイス味玉をトッピングです。テーブルに届いた瞬間からカスリメティが心地よく香り、食欲を刺激してきます。

メニューは主にチキンカレー、キーマカレー、あいがけカレー の3種類でした。チキンもキーマもどちらとも食べたくて今回はあいがけカレーを注文。 写真はあいがけカレー(ライス大盛り)+スパイス味玉トッピングです。
 テーブルに届いた瞬間からカスリメティが心地よく香り、食欲を刺激してきます。

 写真右側のカレーがキーマカレーです。口に運んだ瞬間、しっかりとしながらフレッシュさを感じる旨味が口の中に広がります。このインパクトのある“旨味”と“フレッシュさ”はトマトだろうか…と思いながらメニューと看板に目をやると、そうでした、カレーの花子さんではラーメン屋さんの鶏スープを使っているのでした。旨味の正体は鶏か…‼キーマカレーの主役である挽肉は、食べ応えのある粒感が丁度良いです。
 チキンカレーは “深み”や“コク”を感じる、こちらもまた美味しいルーでした。鶏肉は大きくもホロホロと食べやすかったです。
 ライスはご覧のとおり。バターの香りが食欲を唆ります。

付け合わせの野菜のアチャールが美味しかった!

あいがけカレーですが、ライスはバターの香りが食欲をそそります。

 今回の付け合わせは3種類の野菜のアチャールでした。
 紫玉ねぎのアチャールは、美味しいカレーをさらにさっぱりと食べられる程よい酸味が癖になる美味しさでした。
 茄子のアチャールは、まろやかに感じるスパイスと茄子のうまみのバランスが絶妙です。
 大根のアチャールは、シャキシャキとした食感がアクセントとなるなど、それぞれの違いを感じながら味や食感を変えつつ最後まで美味しくカレーを味わうことができます。カレーと混ぜながら食べるとまた違う味わいでさらに美味しかったです。

 今回食べに行ったときは上記の付け合わせでしたが、その他の付け合わせも食べてみたいですね。

付け合わせの紫玉ねぎと茄子のアチャールです。
付け合わせの大根のアチャールとスパイス味玉です。

 トッピングで追加したスパイス味玉はスパイスの風味もさることながら半熟加減が抜群でした。とろっとした黄身とぷるぷるの白身を崩しわりながらカレーに混ぜて一緒に食べてみてほしいです。

 カレーの花子さんのカレーは テイクアウトも可能とのこと。なお、テイクアウトの場合は全品100円お得に買えるそうです。

コラム:ていうか、アチャールってなに?

 ここでちょっと豆知識を。
 カレーの紹介でサラッと使った“アチャール”という言葉ですが、皆さんはご存じでしょうか。

アチャールとはカレーなどによく添えられているピクルスのこと。玉ねぎやニンジン、セロリなどの野菜を、スパイスやオイル、酢と共に漬けたもので、インドをはじめとした南アジアでは定番の副菜として知られています。

https://food-mania.jp/curry-achar/

「アチャール」という言葉の由来は、ポルトガル語で「漬物」を意味する「achar(アチャール)」が語源とされています。

https://food-mania.jp/curry-achar/

 海外でも古くからカレーとともに食べられてきた漬物なんですね。日本でもカレーライスとともに福神漬けやらっきょうを食べるかと思いますが、カレーには爽やかな漬物が合うという感覚は世界共通で同じ発想だったのかもしれませんね。

コラム:カレーに福神漬けを添えるようになった歴史とは

 福神漬けの発祥は諸説ありますが、江戸時代~明治時代に命名されたというお話が有名ですが、福神漬けをカレーの付け合わせにするようになったのはどうやら大正時代らしいです。
「日本郵船の欧州航路の1等客室で、カレーに添えられたのが始まりである」といわれています。
参考→DELISHKITCHENさん記事#contents8

 ちなみに日本郵船とは、明治維新後の日本の近代化において、世界に負けない海運事業を展開せんと当時の日本海運界を代表する二社が合同しできた会社で、商業・経済に関しても日本に大きく影響をもたらした会社でした。そんな日本郵船ですが、このような影響と同時に実は日本の食文化にも大きな影響を与えていたようです。
 日本郵船の客船サービスは「日本の洋食の源流」とも言われており(日本郵船公式HPより)特に食事のすばらしさには定評があったそうです。そんな日本郵船の1等客室でカレーに付け合わせにされたのが今の日本の“カレーに福神漬け”文化のきっかけになっているというのはとても興味深いですね。

日本郵船公式HPリンク https://www.nyk.com/

「カレーの花子さん」のスパイスカレーまとめ

 さて、話が脱線してしまいましたが、
 今回食べた「カレーの花子さん」の絶品スパイスカレー。チキンとキーマの2種類がそれぞれ旨味やコクといった違った味わいで美味しかったです。カレーは2種類とも、“スパイスが鮮烈で刺激的”というよりも“やさしいのに芯のある刺激”といった印象でした。
 スパイスの刺激や辛味が苦手な方、普段あまりスパイスカレーを食べない方やお子様でも、美味しくスパイスカレーを楽しめる一皿です。
 月曜日のランチタイム限定ですが、カレーは無くなり次第終了にもなるので、気になる方はSNSなどのお知らせもチェックしつつ曜日と時間を確認し計画的に足を運んでみてください。
 カレーの花子さんの公式Instagramでは、毎月の営業日などをカレンダーにして公開してくれているのでそちらもぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。

今日も美味しかったです。ごちそうさまでした。

カレーが完売したときは営業時間前におしまいになります。
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